第4章)「翼をください・・・」心に刻む、命の尊さと決意
彼の葬式の日がやってきた、ちょうど、文化祭のときだった。
文化祭の出し物の歌は、彼のクラスは
「翼をください」
一人、一人、彼の棺桶に花をいれる最後の別れ、彼の握っていた
鉄人28号
彼は生前から鉄人28号のように強く、人を救う人間になる
ということをいっていた。
彼の顔は優しい顔をしていた。
彼の顔に私は誓った、彼の分まで自分は生きる。
思い半ばでこの世を去ってしまった、意思は自分が受けつぐ
彼のように、将来ある夢を中途半端にならないように
そして病気で中途半端に人生を終わらせないように
自分らしく輝ける人を自分そしてこの世にたくさん
君の分まで頑張るってことを約束した。
こうやって、私は。学校のみんなと
「翼をください」を、歌いながら、彼を天国に見送った。
「悲しみのない自由な空へ翼をはためかせ行きたい」
この思いを届けたい。
そういう意味をこめて歌った。
こうして、当時、医療の医の文字もしらない私が導かれて
高校受験に失敗はしたものの、大学は薬学部に進み
薬剤師になった。
これで人の命を助け、多くの人の夢を叶えるお手伝いができる
しかし、
そこで待っていたのは。。。
次に続く
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