第1章)本を読めないということから始まった地獄
本が読めない、文章をかけない
これが私の、地獄の最初の入り口だった。。。。
それは、
小学校1年生の出来事、運命の地獄の一歩だった。。
入学式、ワクワクドキドキ、未来をきりひらくそんな気持ちだった。
最初に与えられた課題は読書。。
そして、次の登校までに感想文を書いてくることだった。
3月生まれの私は、他の人よりも1年遅れ
文字を読むことも難しく
感想文をかけなかった。
親も小学生の1年だし、ということで、特に気にしせず
学校に投稿した。
授業のはじめ、
感想文と自己紹介をみんなの前で発表だった。
白紙の感想文、、、
当然、読むことはできず、緊張で名前もいえず
「モジモジ。。。」からだを、揺らした
沈黙が続き。。。永遠、、長い時間がすぎさった
モジモジ。。モジモジ。。
モジモジ....
モジモジがとまらない。。。
先生は次の瞬間、このようにいった
「あなたの名前はコンニャクなの?」
じゃあ、コンニャクね。。。
そういって、
自分の発表の時間は終わった。。
次の日から、私の名前はかわった
「コンニャク」
出席も「コンニャク」という名称で名簿を読み上げる
当然、同級生のいじめの対象になり、1年生を、みじめにすごす毎日だった。
時に、靴を隠され、時に、昼休みには、教室の片隅でひとりぼっち
給食は、当時最後までのこさず食べないと昼休みも残され
放課後はひとりとぼとぼ帰る日もあれば、靴がなく、片方の靴は上履きで帰ることも
あった。
忘れ物があったら、誰も貸してくれないので、家に忘れ物を取りに行かされ。
体操服は、隠される。
ランドセルの口は開けられ、荷物は巻き散らされる。
そんな日々だった。
親は、共働きで、母は家でもかなりきつい精神状態だったため
親に迷惑をかけてはいけないという意識が強く相談できなかった。
こうやって最悪の小学校時代の幕開けをすごし。
誰にも相談できない・・・
死にたいと思ったこともあるくらい
泣こうにも親の前で泣けない
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